高校野球開幕 中央区内から6校出場 チームカラー生かし勝利へ 相模原市中央区

第106回全国高等学校野球選手権神奈川大会が7月7日に開幕する。相模原市内からは16チームが出場する。中央区からは麻布大学附属、県立上溝、県立上溝南、県立相模田名、県立相模原、県立相模原弥栄の6校が出場し、熱戦を繰り広げる。(中面にチーム紹介)

今大会には複数校で構成される連合の6チームを含む168チームが出場する。第1シード校は武相、東海大相模、向上、横浜の4校。試合は県内の12球場で行われ、準々決勝はサーティーフォー相模原球場など4つの球場で行われる。準決勝は23日、決勝は24日に横浜スタジアムで行われる予定。

中央区勢の初戦

区内で最も早く初戦に登場するのは、大会2日目の8日の麻布大附属と上溝南。

「試合外必勝・凡事徹底」を掲げる麻布大附属は秦野と中栄信金スタジアム秦野(秦野市)で戦う(午前10時〜)。手堅い守備から攻撃につなげ、初戦突破を狙う。

「攻め勝つ野球で打倒私学!」を掲げる上溝南は橘学苑と大和スタジアム(大和市)で対戦(午前10時〜)。攻撃力のある打線と安定感のある投手陣で打倒私学を狙う。

大会3日目の9日は相模原弥栄と上溝が登場する。

「志進考動出たとこ勝負」を掲げる相模原弥栄は西湘と立花学園の勝者といせはらサンシャイン・スタジアム(伊勢原市)で対戦する(午前10時〜)。エース投手を中心に粘り強く接戦をものにしたいところ。

「夏の大会ベスト32を目指す!」を掲げる上溝はいせはらサンシャイン・スタジアムで鶴見と対戦(午後0時30分〜)。1年から3年まで学年を越えた結束力で2勝を目指す。

大会4日目の10日は相模原が登場。「一戦必勝、先輩たちが観てない世界に行く」を掲げ、横浜立野と大和西の勝者と横須賀スタジアムで対戦する(午前10時〜)。打ち勝つ打線と粘り強さで連勝を狙う。

大会5日目の11日は相模田名が登場。「自分に負けず一戦必勝で戦い抜く!」を掲げ、保土ケ谷と中栄信金スタジアム秦野で戦う(午後0時30分〜)。少ないチャンスをものにしたいと意気込む。

司会は麻溝台生徒

開会式は7月5日、横浜スタジアムで行われる(午後4時〜)。司会を務めるのは県立麻溝台高校(南区北里)野球部マネージャーの山口沙奈さん(3年)。県高野連理事の推薦で選出された。

吹奏楽部の演奏の中、出場全校のベンチ入り選手全員が入場行進をする。司会者は、開会式の見せ場とも言えるその場面で全185校名を1校1校、読み上げるなどする「大役」だ。

山口さんは「とにかく笑顔で。はっきり読み上げ、話せるようにイメージトレーニングをしておきます」と意気込む。

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