『自衛隊員』が川崎重工から金品を受け取った疑い 潜水艦修理の契約 川崎重工が年内に調査結果公表へ

■潜水艦修理に関する契約 海自の乗員が川崎重工から金品を受け取った疑い

海上自衛隊の隊員が、潜水艦の修理の契約で金品を受け取った疑いについて、川崎重工業が年内に調査結果を公表する方針を示しました。

防衛省によると、潜水艦の修理に関する契約で、海上自衛隊の潜水艦の乗員が川崎重工業から金品を受け取った疑いがあることが、ことし4月に判明しました。

■下請け企業と架空の取引 資金を捻出か

川崎重工業などによると、潜水艦の修理などを行う神戸造船工場の部署が、下請け企業と架空の取引を行って資金を捻出し、金品や物品の購入、飲食に充てていたとみられます。

川崎重工業は先月14日に特別調査委員会を設置し、調査を外部の弁護士に委託しました。

年内には調査結果を発表するとしています。

また林官房長官は4日、防衛省が隊員の規律違反などについて調査していると説明しました。

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