「BCC」を「CC」にし…若狭町が一斉送信で136人分のメールアドレスを流出 受信者からの連絡で発覚

若狭町は、職員採用に関する案内メールを町出身の学生に一斉送信する際、誤って他の学生のメールアドレスが見える状態になっていたと明らかにしました。メールを受信した学生から連絡を受けて事態を把握したということです。

若狭町によりますと、3日午後3時ごろ、総合政策課の職員が、町出身の学生136人に2025年4月採用の町職員採用試験の案内メールを送信する際に、アドレスを「BCC」に入力すべきところを誤って「CC」に入れたということです。

メールを受信した学生から町に、同時に送られた他のメールアドレスが見える状況であると連絡を受け、事態を把握しました。

町は、誤送信から約3時間後の午後6時ごろ、該当者に経緯説明のメールをし、謝罪したうえで問題のメールの削除を依頼しました。現在のところ、二次被害の報告は受けていないということです。

町では、個人情報を含むメールを送信する際の作業手順やチェック体制を周知徹底するとともに、情報セキュリティに関する再教育を徹底し、再発防止に努めるとしています。

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