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Vivian Sequera
[カラカス 3日 ロイター] - 南米ベネズエラでは4日から、28日の大統領選に向けた選挙キャンペーンが正式に始まる。これまでに実施された各種世論調査によると、3期目を目指す現職のマドゥロ大統領が劣勢に立たされているもよう。
野党連合は当初、指導者のマリア・コリナ・マチャド氏を統一候補としていたが、裁判所が出馬を禁止したことから、元外交官のエドムンド・ゴンザレス氏を新たな候補に擁立。ゴンザレス氏は知名度で劣るが、世論調査ではマドゥロ大統領を20ポイント程度リードしている。
選挙キャンペーンの期間は投票当日の3日前の25日に終了する。
有権者は、生活水準の低下や最低賃金の低迷に不満を強めている。
ただベネズエラは欧州連合(EU)選挙監視団の招致を撤回するなどの措置を取っており、選挙結果が公正なものになるのかは不透明だ。