橋本明治展 生誕120年記念しふるさとの島根県浜田市で開催

島根県浜田市出身の日本画家「橋本明治」の生誕120年を記念した展覧会が、浜田市で開かれています。

浜田市生まれの橋本明治(1904年~1991年)は、日展理事を務めるなど、日本画壇を代表する画家の一人で、文化勲章を受章、浜田市名誉市民にも選ばれています。

今回の展示は、世界こども美術館が、生誕120年を記念して開いているもので、貴重な下絵やデッサンなども含め、あわせて155点を展示しています。

皇居に収められている「朝陽桜」の下絵は、紙で作った沢山の花びらを一枚一枚貼り絵のように配置して、絵のバランスを確認しながら書き上げたということです。

ほかにも、中国やヨーロッパを旅行して描いた作品やなども展示されています。

この「生誕120年記念 橋本明治展〜作品ができるまで〜」は、浜田市世界こども美術館で、7月7日(日)までです。

© 株式会社山陰放送