コロナ禍乗り越え 14日に45周年コンサート 花巻・桜台コーラス

45周年サマー・サンクス・コンサートに向け練習を重ねる桜台コーラスのメンバー

 花巻市の混声合唱団「桜台コーラス」(吉田真紀子代表)は、14日に同市若葉町の市文化会館で創立45周年を記念した「サマー・サンクス・コンサート」を開く。合唱団に強い逆風が吹いたコロナ禍を乗り越えて迎える5年ぶりの演奏会で「歌える喜びを表し、多くの人に伝えたい」と団員らの練習に熱が入る。

 桜台コーラスは、1979年に発足した。桜台小学校開校で新しい校歌を披露するのにPTAや教職員有志、児童らが音楽室を会場に練習したのが始まり。学習発表会や6年生を送る会、地区敬老会など発表の場は多岐に渡り、84年からは市民合唱祭にも参加、節目には演奏会を開いてきた。

 今月14日は3部構成で賛美歌の一つ「ジョイフルジョイフル」などクラシックから、歌謡曲、唱歌まで幅広く楽しめるプログラムを歌う。午後2時開演で、入場料は1人500円(全席自由)、中学生以下は無料。

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