塩尻市が自動運転レベル4実証実験を開始

使用車両:ティアフォー製Minibus

アイサンテクノロジーは7月4日、塩尻市において国土交通省の地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)に応募し、採択されたと発表した。本件は2022年度、2023年度に続き3度目の採択である。

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参画している企業、自治体および団体は、塩尻市、塩尻市振興公社、アルピコ交通、アイサンテクノロジー、A-Drive、EYストラテジー・アンド・コンサルティング、ティアフォー、損害保険ジャパン、日本信号、三菱電機、KDDIなど。

塩尻市は、人口減少や少子高齢化が進む中で「コンパクトシティ・プラス・ネットワーク」の都市構造を目指している。高齢者を中心とした交通弱者の生活を守るため、持続可能な地域交通の構築が必要とされている。2020年度から自動運転及びAI活用型オンデマンドバスを含むMaaS実証実験を実施し、2022年度からはコミュニティバスの一部をAI活用型オンデマンドバスに置き換え、本格運行を行っている。

本事業では、2025年度に市内市街地の生活道路において自動運転レベル4を含む自動運転サービスを社会実装することを目指し、実証実験を行う。これにより、公共交通の利便性向上と交通事故の低減を目指す。

また、大手小売店等と連携した収益拡大施策を実施し、事業性の確立を検証する。

運行期間は、レベル4運行が2024年12月中の8日間、レベル2走行が2025年1月中の5日間を予定している。乗車予約はWEB予約システムで行い、信号機連携による安全走行支援も実施する。

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