新紙幣 岩手県内でも 一部金融機関 取り扱い開始

県内でもお目見えした新紙幣(3日、岩手銀行本店)

 2004年以来20年ぶりとなる新しい紙幣が3日発行され、県内の一部金融機関でも同日から取り扱いが始まった。このうち盛岡市の岩手銀行本店では開始前から両替を希望する人が多数訪れ、関心の高さをうかがわせた。

 県内金融機関では、岩手銀行と東北銀行が同日午後から盛岡市の本店で取り扱いを開始。このうち岩手銀行本店では、開始の午後1時半までに40人近くが順番待ちをし、1時間の間に約80人が両替えなどの手続きを行った。

 記念にと10万円分を両替した北上市の40代の女性は「数字が大きくて高齢者や外国人が見やすい」、一緒に来店した母親の70代女性は「20年に1回の出来事だから新しい物は早く拝みたいと思ってやってきた。帰ったら家族などに配りたい」と笑顔で語った。

© 岩手日日新聞社