【ユーコーラッキーグループ】ヘアカラー・ネイルカラーを原則自由、身だしなみ基準緩和から3ヵ月

ユーコーラッキーグループ(福岡県久留米市、金海基泰 代表取締役社長)は2024年4月1日より、グループ従業員の身だしなみ基準を緩和し、ヘアカラーおよびネイルカラー・パーツを原則自由に改めた「ユーカラフル」に取り組んでいる。かねてより推進しているダイバーシティ(多様性)の一環に位置づけるもので、ダイバーシティの理念に包摂される“個性の尊重”の一層の体現を目指す取り組みだ。

同グループは、「大切なのは時代の”止まらない変化”にどう向き合うか」だとして、時代の変化に合わせて従業員の身だしなみにも変化が求められていると感じていたことから、同グループが運営するホール全19店舗と本社のすべての社員およびパート・アルバイトを対象に、ヘアカラーおよびネイルカラー・パーツを原則自由とする従業員の身だしなみ基準の大幅緩和に踏み切った。

緩和実施から3ヵ月余が経過したが、「従業員同士のコミュニケーションのきっかけになっている」「ホールクルーの表情が明るくなった」「ダイバーシティへの関心・認知度が高まった」など、社内の反応は上々だという。また、遊技客からも「華やかになった」「似合ってる」「金髪もいいんじゃない」など、肯定かつ好意的な声が寄せられているという。なお、実施にあたっては「清潔感を害さず」「圧迫感を与えず」「顔の表情がちゃんと見えるように」という条件を付した。同グループは、「お客様からいただく温かい反応も従業員一人ひとりがこの点をしっかり理解している表れであると思っています」としている。

同グループが「ユーカラフル」(YUKO×COLORFUL)と呼ぶこの取り組みを時代の変化に調和を求めつづける企業風土醸成のためのひとつの表現方法と捉えている。

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