“鼻呼吸”で「脳」をクールダウン 温度がポイント!夏の快眠法【ひるおび】

暑さが本格化して、夜も寝苦しくなってきました。
「ひるおび」で行なったLINEアンケートでは、就寝時にエアコンを付けている人は、タイマーをかけて使っている人と合わせて67%となっています。

夏の快眠のポイントは「温度」

東京疲労・睡眠クリニックの梶本修身院長によると、快眠のキーワードは「頭寒足熱」。
頭は涼しく、足は温かくします。
実は、脳と体にとって快適な温度は10℃ほど違うのです。

▼脳にとって快適な室温・・・22℃~24℃ ▼体にとって快適な布団内の温度・・・33℃

それでは、寝室の環境はどのように整えればいいのでしょうか。

●エアコンの設定温度は25℃~26℃ ●湿度は50%前後 ●タオルケットなどの薄手のものではなく、冬用のかけ布団をかける ●寝る1~2時間前に靴下をはき足を温めておき、寝る直前に脱ぐ

また、快眠のためには汗を吸収しやすい「長袖・長ズボン」のパジャマがおすすめだということです。

梶本院長は
「熱中症の約4割は夜間に発症する。本格的な暑さに慣れる前のこの時期は特に就寝時の温度管理に気を使ってほしい」
と話しています。

恵俊彰:
昔、「夏にクーラーをガンガンかけて毛布かけて寝るのが最高の贅沢」って言ってましたけど、どちらかというとそっちの方がいいということですね。

寝る前に鼻呼吸で「脳」をクールダウン

また、脳の温度を下げて脳を休ませることは、質の高い睡眠にもつながります。
脳の冷却装置ともいえるのが、「鼻」。
鼻から吸った空気が通る「鼻くう」に冷たい空気をあてることによって脳を冷やすことができるのです。
梶本院長は、寝る前の「鼻呼吸」を勧めています。

▼鼻からゆっくり息を吸う【4秒】
▼息を止める【7秒】
▼口からゆっくり息を吐く【8秒】

涼しいリビングなどで3回繰り返します。
息苦しさを感じたら無理をしないようにしてください。

(ひるおび 2024年7月4日放送より)

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