カレンダーシェアアプリ「TimeTree」、生成AI活用の読取機能が複数登録に対応

TimeTreeは7月3日、カレンダーシェアアプリ「TimeTree」において、生成AIの活用により画像データから予定を登録できる「予定スキャン機能(ベータ版)」のアップデートを実施した。

TimeTreeは、共有とコミュニケーションを前提にしたカレンダーサービス。家族、パートナー、サークル、職場など複数人数の予定共有が簡単にでき、目的に応じたカレンダーを複数つくることが可能。2015年3月24日よりサービスの提供を開始し“スマホの中の壁掛けカレンダー”として利用され、2024年4月には登録ユーザー数が5500万を突破している。

予定スキャン機能(ベータ版)は、iPhone端末に搭載されたOCR機能と生成AIを活用することにより、画像から文字データを読み取り「予定に関連する情報」のみを抽出することで、TimeTreeアプリへの予定登録を可能にするもの。画像データに含まれる「予定タイトル」、「予定の日時」、「予定に関連したURL」、「予定の行われる場所」などの情報を手間なくカレンダーに登録することが可能となり、スピーディーに予定管理ができるという。

これまでの予定スキャン機能では、写真や画像を読み込むと1つの予定のみ読み込めるものとなっていたが、今回のアップデートで最大10個までの予定の読み込みに対応。例えば学校で配布されるプリントに書かれた月間の行事予定などの表形式の予定も、一度に読み込めるようになったという。また、画像を読み込んでから予定情報が自動入力されるまでの応答速度も短縮。よりスピーディーに予定を登録できるという。

複数予定の読み込み機能は、現在iOS17以上のOSバーションの端末でのみ利用が可能。今後のアップデートで、Android端末でも機能を提供予定としている。

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