空飛ぶクルマ、九州運航へ スカイドライブとJR連携

空飛ぶクルマの模型を前に握手するスカイドライブの福沢知浩CEO(右)とJR九州の古宮洋二社長=4日午後、東京都千代田区

 2025年大阪・関西万博の目玉となる「空飛ぶクルマ」を開発しているスカイドライブ(愛知県豊田市)とJR九州は4日、九州での運航に向けた連携協定を締結した。鉄道と連携した観光客の誘致や街づくりでの利用を想定し、事業化の可能性を検討する。

 JR九州が持つ鉄道駅や商業施設に空飛ぶクルマの離着陸場を設置し、運航ルートの開設を目指す。具体的な場所や開始時期は未定で、両社はビジネスモデルを含めて詳しい検討を今後進める。

 スカイドライブが開発を手がける空飛ぶクルマはモーターとプロペラを備え、パイロット1人と乗客2人が搭乗できる。

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