日産デー 新子安で清掃活動 住民・企業・行政が連携 横浜市神奈川区

清掃活動を行った参加者たち

新子安地区連合自治会と日産自動車(株)横浜工場による合同美化活動「日産デー」が6月26日に開催された。

両者は20年以上にわたり、新子安公園や新子安駅周辺で、住民と社員が協力して清掃活動を行っている。社名にちなんで毎月23日付近に開催されている。

今回は「拡大日産デー」と題して、鈴木茂久神奈川区長をはじめ区役所や市の職員も参加。公園や駅周辺の道路や植え込みの中など、丁寧にごみを拾っていた。2027年のGREEN×EXPO(国際園芸博覧会)開催1000日前イベントとして、通常の清掃活動に加えてポイ捨て・受動喫煙防止啓発のティッシュ配り、国際園芸博覧会のPRなども行った。

同工場ではイベントに合わせて、新子安駅から工場までの道のりや工場周辺でも清掃活動を実施している。公園周辺での清掃活動には初めて参加した井口栄二工場長は、「地域の人たちと一緒に活動できるのは大変ありがたいこと。一緒にきれいな街をつくっていきたい」と話した。同工場は昨年末に90周年を迎えており、当日は参加者に記念タオルもプレゼントされた。同自治会の森田岩男会長は、「毎月の清掃を習慣づけて地域で集まる機会を作るのは大切。これからも継続していきたい」と振り返った。

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