ビアードパパ「ブラックモンブランシュー」の返金・回収、消費者庁と運営会社が発表 アレルギー表記記載漏れで

消費者庁は2024年7月3日、DAY TO LIFE(大阪府大阪市)が運営するシュークリーム専門店「ビアードパパ」の「ブラックモンブランシュー」に、アレルギー成分である「落花生」の表示が欠落していることを発表した。DAY TO LIFEでは回収と返金を行っている。

「より一層管理体制を強化し再発防止に努めて参ります」

消費者庁は「全国のビアードパパ店舗にて2024年7月1日(月)9:00~17:00の間に販売しました『ブラックモンブランシュー』において掲出した、プライスカード、販促物、ならびにアレルギー原材料一覧の表記内容に誤りがあることが判明いたしました」と説明している。対象となるのは約1万700個になるという。

なお、消費者庁の資料によると、7月2日時点での「健康被害の発生状況」として、申し出が2件で、口内のかゆみ、のどが腫れる、湿疹(落花生のアレルギー症状)などがあるという。

また、DAY TO LIFEの発表では、「落花生アレルギー」のある人は食べないよう注意を呼びかけるとともに、「商品またはレシートと引き換えに返金させていただきます」としている。そのうえで「アレルギーの誤表記は命に関わる非常に危険な事故である事を再度強く認識し、今後はより一層管理体制を強化し再発防止に努めて参ります」と説明している。

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