中学校のプールで教諭が注水止め忘れ約41万円の損害 教諭に賠償請求はせず中学校予算から支出 宮城・栗原市

宮城県栗原市の中学校で、教諭がプールの水道水を止め忘れたため2日間に渡って水が流出し続け、およそ41万円の損害が出たことが分かりました

栗原市教育委員会によりますと、志波姫中学校のプールで、今年6月28月から29日まで間、水道水が出たままになり、およそ600立方㍍の水が流出しました。損害額は、およそ41万円と推定されます。

29日に市の上下水道部の職員が水道メーターを確認した際、通常よりも使用量が多いことに気付き発覚しました。28日午後に行われたプール授業で担当の教諭が水温を適温に保つために注水を行っていましたが、授業終了後に注水を止めるのを忘れたことが原因だということです。市は、この教諭に賠償請求はせず志波姫中学校の予算から支出するとしています。

市教委は、管理態勢を強化し再発防止を徹底していきたいとしています。

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