「広島-阪神」(4日、マツダスタジアム)
全国的にうだるような暑さに襲われ、熱中症で救急搬送される人が多かったこの日、広島地方も最高気温32度の真夏日となった。
午後4時ぐらいから始まった阪神の練習では、岡田監督が三塁ベンチのラバー部分に両手を乗せ、鋭い視線をグラウンドに向けていた。サングラスを帽子に乗せ、目尻には66歳の年齢を感じさせるシワが集まっているが、選手の一挙一動を観察するまなざしは、勝負師そのものだ。
7月負けなしの阪神。この日も勝てば今季3度目の同一カード3連勝となり、岡田監督は阪神監督歴代トップの515勝目となる。