港北防犯指導員会（笈川茂会長）の総会が６月25日に区内ホテルで行われ、その中で、昨年度をもって会長を退任した高橋光也さん（85）の送別式が開かれた。
40年前に同会に加入し、38年間会長を務めた高橋さん。本業の畳店を営みながら、同会では数多くの防犯活動に勤しみ、１９９０年の警察本部長賞を皮切りに、防犯栄誉銅章、銀章、金賞の全てを受章したほか、数々の受賞歴を持つ。また２０１６年には藍綬褒章を受章した。
送別会には洋子夫人も出席。高橋さんからバトンを受けた笈川会長や来賓の川島武俊港北防犯協会会長が、それぞれ高橋さんとの思い出を話し、功績を称え、ねぎらいの言葉をかけると、高橋さんが涙を浮かべる一幕もあった。
高橋さんは「ここまで続けてこられたのは、周りの皆さんが支えてくれたおかげ。振り返って、一生に一度の経験ができ、自分を導いてくれる会だったと、つくづく思う。笈川会長を中心に、皆さんの活躍を陰ながら応援します」とあいさつした。最後は出席者全員で三本締めを行った。
