池田知事就任後初の県外製造業の大型誘致 観音寺市の県造成地にフジタ(東京)が工場建設へ【香川】

香川県が造成した観音寺市の埋め立て地に東京の建設会社が工場を建設することになり、7月4日、県庁で協定を結びました。県外製造業の大型誘致は池田知事の就任後初めてです。

協定を結んだのは東京の建設会社、「フジタ」と香川県、それに観音寺市の3者です。

計画ではフジタが100%出資するテクノマテリアルが、県が造成した観音寺市凪瀬町の埋め立て地、約7万平方メートルを取得しコンクリートの建設部材の製造工場を建設します。投資総額は80億円で2027年4月の稼働開始を目指していて、10人から20人の雇用が見込まれています。

(フジタ 奥村洋治社長)
「近畿、中部、中国、九州までカバーできる好立地になっているので、四国のあの場所が大変良い場所だったというのが一番大きなポイント」

(香川県 池田豊人知事)
「これからの人口減少社会で、製造業は大きな役割がある。その一号が来たというのは非常に期待をしている」

池田知事は製造業の企業誘致に積極的に取り組んでいて、県外製造業の大型誘致の成功は知事就任後、初めてです。

© 岡山放送