元商品開発者が明かす、米マクドナルドで「注文しないメニュー」とは?

By 佐藤まきこ

米マクドナルドのコーポレートシェフとして、新商品の開発や製品の品質検査などを4年間行なっていたという男性が、自身のTikTokでマクドナルドのさまざまな内情を明かしています。

↑米国のマクドナルで注文しないほうがいいのは…

マイク・ハラツさんは、米国の食品業界に20年以上携わり、米マクドナルドの料理部門のイノベーションマネージャーとして働いた経験を持つ人物。新商品開発などを行っていたというから、マクドナルドが提供するメニューについて熟知している人と言えるでしょう。

そんなマイクさんによる、マクドナルドで「注文するメニュー」と「注文しないメニュー」を紹介しましょう。

注文する: ダブルクォーターパウンダー・チーズ

マイクさんがお気に入りで注文するのは、「ダブルクォーターパウンダー・チーズ」。日本では販売が終了してしまったメニューですが、米国のマクドナルドではまだ健在です。

以前は冷凍パテを使用していましたが、数年前にフレッシュな牛肉のパテに変わったと言います。ただし、数分以内に食べないと、牛肉の違いを感じられないそう。「食べるまで時間をおくと、以前と同じ味になってしまう」とマイクさんは話しています。

注文しない: 朝マックのベーグル

その一方、注文しないのは「朝食メニューにあるベーグル」。「サンドされている卵がパサパサで、風味に欠ける」とマイクさんは話します。もしこのベーグルを食べるのなら最初に蒸すといいそう。

このベーグルも、日本のマクドナルドにはないメニューですが、米国のマクドナルドに行くときは覚えておいたほうがいいかもしれません。

マイクさんによると、マクドナルドの品質に影響を与えるのは材料と人員。十分な材料がなかったり、人員不足が起きたりすれば、メニューの品質が落ちる可能性があるというのです。

米国のマクドナルドでは、人件費高騰などの影響で、過去10年間で価格が2倍にもなったと報じられています。ファストフードといえど、後悔しないメニューを選択するにはマイクさんの意見を参考にしてみてはどうでしょうか?

【主な参考記事】

New York Post. Ex-McDonald’s chef reveals what not to order at the Golden Arches: ‘Not as good as it used to be’’ July 2 2024

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