2019年3月、保険会社に虚偽の書類を提出して保険金をだまし取ったとして神奈川県警は平塚警察署の巡査長の男を再逮捕しました。
詐欺や有印私文書偽造・行使などの疑いで再逮捕されたのは、平塚警察署の交通第二課に所属する巡査長・秦泉寺静樹容疑者、35歳です。
県警によりますと、秦泉寺容疑者は、2019年3月、寒川町の自宅に停めていた自家用車のタイヤなどが盗まれたとして、保険会社に対し虚偽の書類を提出して保険金約150万円をだまし取った疑いが持たれています。
秦泉寺容疑者は6月に交通事故をめぐる保険金をだまし取ろうとしたとして詐欺未遂の疑いで逮捕・起訴されていて、その過程で今回の事件が発覚しました。
秦泉寺容疑者は、盗まれたタイヤを購入した際の納品書を偽造し保険会社に提出していたということです。
県警は秦泉寺容疑者の認否を明らかにしていません。
県警の加藤秋人監察官室長は「引き続き、捜査・調査を行いその結果を踏まえ、厳正に対処してまいります」とコメントしています。