牛丼を食べに行きたいけれど金欠です。家で作ったら安く美味しく作ることはできますか?

大手牛丼チェーンの牛丼はいくらくらい?

大手牛丼チェーンの牛丼の価格は、図表1のとおりです。

【図表1】

※価格は税込み表示です。

※大手牛丼チェーン3店舗の牛丼価格をもとに筆者作成

図表1によると、大手牛丼チェーン3店のなかでもっとも安いのは松屋であることが分かりました。牛丼並盛1杯あたり400〜468円で食べられるため、1日500円あれば夕食に牛丼を食べられるでしょう。

大盛りや特盛りが食べたい場合は、大盛1杯あたり560〜655円、特盛1杯あたり720〜820円となります。量が多くなれば満足度も高くなりますが、ワンコインで夕食が食べられなくなる点に注意が必要です。

また、図表1の価格は牛丼単品の価格になるため、サラダや生卵、味噌汁などを追加するとプラスで料金がかかります。牛丼単品のみで満足できる方は問題ありませんが、どうしても追加で何か頼みたい方は並盛りでもワンコイン以上かかるでしょう。

大手牛丼チェーンに近い材料で自炊するといくらになる?

大手牛丼チェーンに近い材料で牛丼を自炊した場合、価格はいくらになるのでしょうか。

__・アメリカ産牛肉薄切り:500g(1078円)

・たまねぎ:中2個(279円)

・ご飯:3合(1杯約250g×4人分で計算)(約200円)__

__・水:500g

・薄口醤油:大さじ5(約54円)

・砂糖:大さじ5(約32円)

・白ワイン:大さじ3(約59円)

・ダシダ(ほんだしも可):大さじ1(約37円)

・昆布茶:小さじ1(37円)__

3〜4人分の材料で牛丼を作った場合、約1776円となるため1人分あたり約444円で作れることが分かりました。松屋の並盛りが1杯400円、すき家が一杯430円、吉野家が1杯468円となるため、大手牛丼チェーンに近い金額で牛丼が食べられます。

しかし、スーパーの割引品を使用する、牛肉の量を減らすなどの工夫をすれば、予算をおさえて自分好みの牛丼が作れるでしょう。

牛丼を自炊するメリット

牛丼を自炊するメリットは主に次のとおりです。

__・費用をおさえられる

・一度に多く作れば冷凍保存ができる

・つゆだくやサラダなど自分好みにアレンジができる__

自炊の一番のメリットは使用する材料次第で費用をおさえられる点です。一度にまとめて作れば冷凍保存ができるため、休日を利用して作っておけば、忙しい平日の夜も電子レンジで温めるだけで手軽に牛丼が食べられるでしょう。

また、自炊をすればつゆだくやサラダ、ご飯の量など自分好みにアレンジができます。つゆだくが好きな方は牛丼を作る際につゆの量を多めにしておくことで、いつでもつゆだくが楽しめます。サラダや生卵、味噌汁などのアレンジもし放題なので、今日の気分に合わせて準備をしてみてください。

牛丼を自炊すれば自分好みにアレンジができてお得

大手牛丼チェーンの牛丼と自炊にかかる費用を比較した場合、大手牛丼チェーンの牛丼並盛に近い料金で自炊できます。しかし、使用するお肉をスーパーの割引品を使用する、安いお肉に変えるなどの工夫をすれば、費用をおさえられるためお得です。

また、つゆだくやサラダ、生卵など自分好みにアレンジもできるので、その日の気分で牛丼を楽しみたい方はぜひ自炊をしてみてください。一度にまとめて作れば冷凍保存ができるため、忙しい方でも簡単に自宅で牛丼が食べられるでしょう。

出典

吉野家 牛丼
松屋 牛めし
すき家 牛丼
クラシル 牛丼【吉野家味コピー】

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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