大塚製薬株式会社 「防ごう熱中症」標語コン 児童生徒から作品募集 多摩市

各賞選出の代表者と最優秀賞や優秀賞などに選ばれた児童や生徒

大塚製薬株式会社はこのほど多摩市と共催し、市内の小中学生を対象とした「熱中症対策標語コンテスト」を実施した。学年別3部門で審査を行い30作品を選出、6月25日にベルブホールで表彰式が行われた。

「防ごう熱中症!」をテーマに行われたコンテストは、児童生徒が熱中症について考え、家族でコミュニケーションを取ることなどを目的に開催された。市内の小中学生から、熱中症に対して思うことや知っている情報、経験などをもとに標語を募集し、集まった508作品の中から、小学生低学年の部、高学年の部、中学生の部の3部門に分け審査を行った。

最優秀賞や優秀賞などのほか、6月中旬から大塚製薬と「熱中症対策キャンペーン」を行っている京王電鉄株式会社、また株式会社京王ストアが協力しており、京王電鉄賞、京王ストア賞、主催の大塚製薬賞などが設けられ、合計30作品が選ばれた。表彰式には大塚製薬株式会社首都圏第一支店の伊藤徹也支店長や阿部裕行市長が出席し、受賞者に表彰状が贈られた。中学生の部で最優秀賞を受賞した櫻井陽斗さんは「父や母の時代は部活で水を飲ましてくれなかったという話を聞いて思いついた」と話した。

京王電鉄の協力により入賞した30作品をポスターなどにし、京王電鉄車内には7月15日まで、京王線・井の頭線の駅構内には7月19日まで掲出される。

© 株式会社タウンニュース社