パリ五輪、「自前のエアコンを設置する」とアメリカが表明→ネット「そりゃそうだよね」

7月に開幕するパリ2024オリンピック・パラリンピックの選手村が、公開されました。

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大会組織委員会 は"史上最も環境にやさしい"大会を目指し、環境保護の観点から選手村にエアコンは設置されていません。

室内の温度は、23〜26度に保つことを目指すそうです。エアコンを希望する場合 には、選手代表団の負担で設置することはできるそう。

そんな中、アメリカの五輪選手団が、自前のエアコンを選手村に持ち込む予定だと、[AP通信](https://apnews.com/article/olympics-air-conditioning-paris-0f753df91956f3fe61ad4febaff0ebb9)が報じました。

米国オリンピック・パラリンピック委員会のサラ・ハーシュランド最高経営責任者(CEO)は、エアコン導入の経緯をこう語っています。

「アスリートたちと話したとき、彼らは、パフォーマンス能力を発揮する上で、(空調などの環境面を)非常に重要な要素だと感じていた」

この報道に対し、ネットではさまざまな反応が寄せられる事態に…。

💬「アメリカ選手団の部屋はこんな感じ…」

💬「開会式のパレードでは、エアコンをワゴンに乗せた状態でお披露目されるだろう」

💬(こういうこと…????)

💬「そりゃそうだよね。エアコンは水や酸素、食料と同じように欠かせないものだから」

💬「選手がきちんと眠り、きちんと回復し、きちんとしたパフォーマンスを発揮するためには、涼しい環境が必要です」

空調システムを導入すると決めたのは、アメリカ選手団だけではありません。

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ワシントン・ポスト紙 によれば、オーストラリアなども独自にエアコンの設置を決めています。

また、日本オリンピック委員会(JOC)も昨年12月、選手村にエアコンを設置する方針を表明しています。

2019年や2022年には、40度越えの猛暑が記録された開催地のパリ。選手の体調や競技パフォーマンスへの影響が心配されます。

この記事は英語 から翻訳・編集しました。 翻訳:髙島海人

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