埼玉県内で初 熱中症警戒アラート 56人が救急搬送

 4日の埼玉県内は、朝から強い日差しが照りつけ日中の最高気温は熊谷などで、35度を超える猛暑日となり、県内8か所の観測地点のうち5か所で、ことし一番の暑さとなりました。

 また、ことし初の熱中症警戒アラートが出される中、午後4時現在、県内では56人が熱中症の疑いで、救急搬送されています。

 4日の県内は、高気圧に覆われた影響で朝からよく晴れ、午前10時には県内全ての観測地点で、30度を超える真夏日となりました。

 その後も気温は上昇し、日中の最高気温は、熊谷で36.7度、鳩山で36.3度、久喜で36.1度越谷で35.6度など、県内6か所で猛暑日となり、県内5か所の地点でことし一番の暑さとなりました。

 気象庁と環境省は埼玉県にことし初となる熱中症警戒アラートを発表し熱中症への注意を呼びかけましたが、県内では午後4時の時点で56人が救急搬送され、このうち20人が中等症の疑いがもたれています。

 5日も熊谷やさいたまで最高気温が36度の予想です。

 外出はなるべく避け、室内でもエアコンを適切に使用しこまめに水分を補給するなど、熱中症対策を徹底するようにしてください。

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