柴犬が「お風呂に入れられる!?」と勘違いした理由 「警戒している顔」「賢いです︎」1.4万人いいねが!

「私が短パン姿になると洗われるのではないかととたんにピリつく不穏な犬」

そんなコメントが添えられた写真には、飼い主さんを目で追う柴犬が写っています。チラ見しながら、口をキュッと結んだワンちゃん。平静を装いながらも、そわそわと落ちかないよう様子です。

引用元:https://x.com/gin_kuroshiba

飼い主のX(旧Twitter)ユーザー@gin_kuroshibaさんが、この写真を投稿すると、1.4万件以上の“いいね”(2024年6月25日時点)が集まりました。

リプライには「確かに警戒している顔をしている」「賢いです︎」「経験から学んでいるのですね」「wwww センサービンビンやね」「目線でずっと見てますねww」「かわゆ。大丈夫ですとなでてあげたい」など、ユニークな表情に目を奪われる人が続出しています。

水が苦手なぎんくん、お風呂に入るとき飼い主さんがしている工夫とは…?

引用元:https://x.com/gin_kuroshiba

今回の主役は、柴犬の「ぎん」くん(取材時、3才10下カ月)です。

この日、気温が高かったため、暑くなった飼い主さんは長ズボンから半ズボンへと着替えました。すると、ぎんくんの様子に異変が……。

飼い主さん:
「着替えた半ズボンは、いつもぎんのシャンプーをするときに着用するものだったのです。もちろん、この日、シャンプーをする予定はありませんでした。ただ半ズボンに履き替えただけ(笑)。それまで寝ていたぎんは、不穏な顔つきになって、私の一挙手一投足を見逃すまいと目で追っていました」

「察知能力の高さは『“THE柴犬”、さすがだな』と関心しました」

飼い主さんによると、ぎんくんはカミナリも動物病院もへっちゃら。ところが、水は大の苦手で、毎回、シャンプーをするときは手こずるそうです。

このあと、ぎんくんはどうなったのでしょうか……?

飼い主さん:
「『ただ着替えただけだよ〜』『おやつ、食べよっか』などと声をかけて和ませようとしましたが……。不信感を拭うことはできなかったようで、しばらく、“ジト目”で私のことを監視していました」

引用元:https://x.com/gin_kuroshiba

ぎんくんは、現在、3週間に一度、自宅でシャンプーをしてもらっています。

少しずつ慣れてきたようですが、それでも苦手なものは苦手。飼い主さんは、ぎんくんの負担を少しでも減らすことができるように、さまざまな工夫を凝らしているそうです。

飼い主さん:
「ぎんに気づかれないように、お風呂場へ連れて行くことが何より大事。朝の散歩へ行く前にお風呂の準備を整えて、帰宅と同時に、勢いにまかせてリードで誘導しながらお風呂場へ連れて行きます」

シャンプーを終えると、ぎんくんはすっかり興奮状態になって暴れまくることもあるそうです。

飼い主さんによると、ぎんくんは「ツンデレの、柴犬らしい柴犬」。普段は、人とうまく距離をとりながら、自由に過ごしているそうですよ。

飼い主さん:
「先住犬が洋犬だったこともあり、ぎんが小さい頃はうまくしつけができないことに悩んだことも……。教室へ通ったこともありましたが、うまくいきませんでした。今、振り返ると、私が多くを求めすぎて、ぎんの負担になっていたと思います。今は、ぎんのすべてを個性ととらえられるようになり、気持ちが楽になりました。遊びたいとき、甘えたいときは、しっかりアピールするところが、とても愛おしいです」

写真提供・取材協力/@gin_kuroshibaさん/X(旧Twitter)
取材・文/佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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