広瀬アリス、本格ミステリーで新境地も本音吐露「何を見てお声がけを…一番対極の作品」

『連続ドラマW 完全無罪』舞台あいさつに登壇した広瀬アリス【写真:ENCOUNT編集部】

『連続ドラマW 完全無罪』舞台あいさつに登壇

俳優の広瀬アリスが4日、都内で行われた『連続ドラマW 完全無罪』(WOWOWにて7月7日午後10時放送・配信)の舞台あいさつに、北村有起哉、奥田瑛二、大森立嗣監督とともに登壇した。同作に対する率直な思いなどを語った。

同作は、大門剛明の同名小説を原作とする全5話のヒューマンミステリー。21年前に香川県で起きた少女誘拐殺人事件「綾川事件」の再審請求の行方を描く。主演の広瀬は、東京の大手法律事務所に所属する弁護士・松岡千紗を演じる。

千紗は、綾川事件発生当時、同一犯のものと見られる未解決の少女誘拐事件で唯一生還した少女だった過去を持つ。そうした過去を持ちながら、綾川事件の冤罪を主張する無期懲役囚の弁護を担当し、自身を殺めたかもしれない容疑者と対峙する……という複雑な役どころ。

普段は恋愛物やコメディーに出演することが多い広瀬は「お話いただいたときは、素直にうれしかったです。やっぱりお芝居をしていく上で、いろんな面を(世の)皆さんにはお見せしたかった」と述べつつ、「でも、本当にコメディーばっかりやっていた。何を見て、この作品のお声がけをしてくださったのか、不思議な感じでした。一番対極の作品だと思っているので」と本音を吐露。

北村や奥田など実力派との共演については「こんな激渋なすばらしい方々とご一緒できるのはとってもありがたかった。もう、なんかおんぶに抱っこと言いますか、『甘えちゃおっ!』と思った。皆さんが、お芝居しやすい空気を作ってくださる。人任せで(笑)」と笑顔をこぼした。ENCOUNT編集部

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