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倒壊の危険性が高まっている、大分県日田市の国道386号の橋について、日田市は、橋脚が傾いた原因は大雨の可能性もあると言及しました。
浅見アナ
「三郎丸橋ですこちらに大きく傾いています。上の道路は曲がって、ねじれています」
7月2日、日田市友田の国道386号にかかる三郎丸橋の橋脚が傾き現在、道路は全面通行止めになっています。
4日は国交省や日田土木事務所などが復旧に向けた現地調査を行いました。
日田土木事務所は、橋脚も含めた橋全てを取り壊し、建設し直す必要があるだろうと見ていますが、この橋には、電話回線や水道管など多くのライフラインが通っているため影響が大きいとということです。
日田土木事務所 吉松亮さん
「照明灯があるので、倒れて電線を切ってしまうと久留米まで行っているそうなので、被害が甚大になる。何とか回避しないと例えば(電線を)上に上げるとか(橋が)ねじれているので撤去の方法も通常ではいかない」
日田市は会見を開き現状を説明しました。
市の担当者
「数年かけて下の岩盤が削られて、最後今回の雨で傾いたかと見立てている」
橋の近くには、倒壊の危険性が高くなっていないか傾きを観測するカメラを設置していますが橋が動いた様子は確認されていないということです。
5日は九州地方整備局の専門家が現地調査を行い工事の手法や今後のスケジュールなどを協議する予定です。