阪神・村上は7回7安打3失点 広島打線の積極的な仕掛けに苦戦 4勝目ならず

 7回の登板に向けマウンドに向かう村上。左は2死満塁で左飛に倒れた佐藤輝(撮影・市尻達拡)

 「広島-阪神」(4日、マツダスタジアム)

 阪神の先発・村上は7回7安打3失点で降板した。

 今季ここまでの広島との対戦成績は4試合で2勝2敗ながら防御率1.93と抑えてきたが、この試合は相手の積極的な仕かけに苦しんだ。

 初回は先頭の秋山に初球を右前に運ばれ、続く矢野の初球に二盗を仕かけられると、梅野の悪送球も絡んで無死三塁とされた。さらに矢野に右前適時打を浴びて、わずか9球で先制を許した。

 二回に打線が3点を奪って逆転。しかし、四回は先頭の坂倉に右前打を許すと、続く野間の初球にエンドランで左前打を許した。その後、1死二、三塁として暴投で1点差とされてしまう。五回は1死二、三塁から坂倉の遊ゴロの間に同点を許した。

 同点の八回2死二塁で代打を送られて降板となった。

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