哀川翔と川畑真人がアジアンラリー出発前のプラドで最終調整。XCRラリー北海道には新型トライトン投入へ

 俳優の哀川翔がチーム総監督を務めるFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESは6月26日、オートランド千葉 ダートトライアルコースで行われたトヨタ・ランドクルーザー150プラド FLEX Racing SPECの国内最終調整を公開した。

 この走行は8月11~17日にタイで開催されるAXCRアジアクロスカントリーラリーに向けた船積み前、国内での最後の調整の機会となっている。

 テストでは1000km以上の競技区間を含む約2400kmのラリーでランドクルーザー・プラドをドライブする川畑真人がステアリングを握り、サイドシートにはAXCR出場経験を持つ哀川が搭乗。時間を延長して行われた走行のなかでは、AXCR用に軽量化や足回りの強化などが施された、昨季2023年のXCRスプリントカップ北海道『ラリー北海道』を制したマシンのポテンシャル、挙動、セッティングなどが確認されている。

 このランドクルーザー・プラドはメンテナンスを担当する中央自動車大学校の職員と学生、さらにFLEXから選抜されたメカニックが最終調整を行ったうえで、ラリーの舞台となるタイに運ばれることとなる。

オートランド千葉 ダートトライアルコースでテストを行うトヨタ・ランドクルーザー150プラド FLEX Racing SPEC

 なおテストの合間にはカンファレンスが実施され、哀川総監督とドライバーの川畑両名からAXCRクラス優勝に向けての決意表明があったほか、XCRスプリントカップ第4戦『ラリー北海道』への参戦もアナウンスされた。

 参戦車両は新型ミツビシ・トライトンとなり、大会連覇を目指すFLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRESでは現在、トライトンのラリーカーへの換装が行われているという。このトライトンFLEX Racing SPECもD1ドライバーの川畑がステアリングを握ることになっているが、参戦体制の詳細は後日発表される予定だ。

川畑真人と哀川翔総監督が乗り込んだトヨタ・ランドクルーザー150プラド FLEX Racing SPEC
新型ミツビシ・トライトンでのラリー北海道参戦を明らかにした哀川翔総監督と、大会連覇を目指すことになる川畑真人(FLEX SHOW AIKAWA Racing with TOYO TIRES)
XCRスプリントカップ北海道第4戦『RALLY HOKKAIDO』に投入されるミツビシ・トライトンFLEX Racing SPEC

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