氷見市が“液状化対策”で『専門家委員会設置』…これまでの調査を踏まえ10月末までに対策工法提示へ

能登半島地震で、地盤の液状化により大きな被害を受けた氷見市で来月、地盤の専門家などによる委員会を立ち上げることになりました。

4日の定例会見で林市長が明らかにしました。

氷見市は、液状化による住宅の被害が大きく、北大町や栄町などの中心市街地で、地下水位の高さや地盤の強度の調査が行われてきました。
それを踏まえ市は、液状化対策の工法を検討するため地盤工学の専門家などで構成する液状化対策検討委員会を設置する方針です。

液状化対策検討委員会は来月上旬に1回目の会合が開かれ、10月末までには液状化対策の工法を住民に示したいとしています。

また、災害公営住宅について、来週中にも住宅被害が半壊以上の住民を対象に入居希望のアンケートを発送する予定だということです。

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