マカオ警察が市内各所でパトロール及び職務質問強化実施…違法両替従事の男女ら6人発見

「落雷2024」作戦の一環で実施された取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

 マカオ治安警察局は7月4日、マカオ警察総局による指揮の下、マカオの良好な治安環境の保護・維持を目的とした大規模作戦「落雷2024」の展開を続ける中、同月3日から4日にかけて一斉取り締まりを実施したと発表。

 今回の一斉取り締まりには治安警察局のマカオ警務庁、海島警務庁、交通庁、情報庁、特警隊、警察犬チームから83人が参加し、市内にある複数のインターネットカフェ・ゲームセンターに対する巡回及びマカオ半島の中区・北区・新口岸と統合型リゾートが集積するコタイ地区のコタイストリップ一帯で職務質問を強化して臨んだほか、各所での交通検問を実施したとのこと。

 期間中、計196人(男134人、女62人)に対する調査を行い、このうち6人について違法・違反が認められたため検挙し、関係部署へ身柄を引き渡し済みとした。違法・違反の内訳は、「換銭党」と呼ばれる違法両替従事が5人(男2人、女3人)、違法売春従事の女が1人。

「落雷2024」作戦の一環で実施された取り締まりの様子(写真:マカオ治安警察局)

 交通検問については車両26台に対する調査を行い、違反は3件(無保険2件、ハイビーム不適当使用1件)だったという。

 同局では、今後もマカオの治安情勢の変化を注視し、状況に応じて臨機応変に対応策を調整し、各種違法行為の抑止及び取り締まりを実施することで、市民と旅客の生命と財産の安全保障、公共の安全と秩序の確保、マカオの良好な治安環境の保護に努めるとした。

 このところ治安警察局、司法警察局、海關(税関)が連日市内各所で取り締まりを強化して臨んでおり、ほぼ毎日なんらかの違法・違反行為が摘発されている状況。

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