栄養価考えた弁当を販売 市がスーパー2社と共同開発 横浜市鶴見区

イオンリテール(上)と相鉄ローゼン(下)の弁当=市提供

横浜市がイオンリテール(株)と相鉄ローゼン(株)と「ハマの元気ごはん弁当」を共同開発し、それぞれの店舗で7月から販売が始まった。

同弁当は、栄養バランスのよい食事を自然に選択できる食環境づくりに向けた取組みとして、市が民間事業者と連携して進めているもの。主食と主菜、副菜が揃い、量と質を兼ね備え、市の定める1食あたりの栄養価の基準を満たしている。

今回が初めての共同開発となるイオンリテールでは、「彩り野菜とチキンのガーリックペッパー弁当」(税込み537円)と「肉の旨み溢れるハンバーグ&彩り野菜弁当」(同645円)の2種類を販売。高たんぱく・低糖質な鶏肉と、肉の旨みをしっかりと感じられる牛豚ハンバーグが主菜となっている。横浜市内11店舗のイオン・イオンスタイルで販売されている。8月27日まで。

今回で同弁当の共同開発が第3弾となる相鉄ローゼン。ヒレカツやから揚げ、ちくわ天の主菜に、煮物やきんぴらなどの副菜を取り入れ、満足感のある弁当に仕上げた。税込み646円。市内25店舗のそうてつローゼンで9月末まで販売している。

市は協力事業者を増やすため、「ハマの元気ごはん」の提供店舗の登録制度を秋ごろに創設するとしている。

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