バスケ女子史上最多の観衆の前で快勝 「世界一を目指す中でやり抜けた」林咲希主将

ニュージーランドに勝ち喜ぶ馬瓜エら日本

◆バスケットボール女子・国際強化試合 日本125―57ニュージーランド(4日、東京・有明アリーナ)

花の都で悲願の金メダルを目指す12人が圧巻の試合を見せつけた。125―57のダブルスコアで完勝。女子日本代表史上最多動員となる1万1624人の期待に応え、主将の林咲希(富士通)=福岡県糸島市出身=も納得の表情を浮かべた。

「世界一を目指している中でやり抜けた」とうなずく。前半から積極的な3点シュートのほか、素早く固い守備からの速攻もさえた。チームの持ち味の3点シュートは計25本で成功率も45%を超えた。大差がついても最後まで攻め続けた。

自身は脚の違和感のため、合宿では別メニュー調整の日もあったが、チーム3位の16得点を記録した。6日には五輪前に日本で行う最終強化試合を迎える。「コンディションの部分でもしっかり調整していく」と力を込めた。(山田孝人)

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