「ういてまて」宗像市の中学校で命を守る着衣泳講習

夏休みを前に、海や川での水難事故を防ごうと、宗像市の中学校で4日、着衣泳の体験授業が行われました。

宗像市の自由ヶ丘中学校では、2年生たちが、服や靴を着用した状態で水に入った時にどうすればよいか、命を守る技術を学びました。

着衣泳のポイントは、「ういてまて!」です。

生徒たちは、体をまっすぐにして落ち着いて救助を待つこと、靴が体を浮かせる助けになることなどを体験しました。

指導員からは、溺れている人を発見した際にはペットボトルのような浮く物を投げるといった対処法も教わりました。

指導した福岡着衣泳会は、子どもだけで水辺に行かない、溺れた人を見つけてもまず救助を呼ぶなど注意を呼びかけていました。

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