ロシア・中国主導の上海協力機構にベラルーシ加盟…インド含む10カ国に プーチン氏「新たな世界秩序の主要な柱」

ロシアと中国が主導する上海協力機構の首脳会議が中央アジアのカザフスタンの首都アスタナで開催され、ロシアの同盟国ベラルーシの加盟が承認されました。

上海協力機構はロシアや中国、インド、旧ソ連の中央アジア諸国、そして2023年に加盟したイランを含め、10カ国体制になりました。

首脳会議ではロシアのプーチン大統領がベラルーシの加盟を歓迎し、「上海協力機構が新たな世界秩序の形成において主要な柱であると確信している」と強調。

ロシアとともに上海協力機構を主導する中国の習近平国家主席は、加盟国に対して外部からの干渉に抵抗するよう促し、「内部の問題を平和的に処理して課題を解決しなければならない」と述べました。

首脳会議は、「内政干渉や国際法に反する決定の採択には参加しない」など国際問題への対応策を明記した「アスタナ宣言」を採択して閉幕しました。

2025年は中国で開催されます。

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