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チャールズ国王が、カミラ王妃と弟のエディンバラ公爵エドワード王子にスコットランドの最高勲章であるシッスル勲章を授与した。カミラ王妃とエドワード王子は3日(水)、エディンバラのセント・ジャイルズ大聖堂で行われた式典で、スコットランドへの貢献を称えられ、シッスル騎士団への入団を意味する同勲章を叙勲した。
同式典には、ウィリアム皇太子やエドワード王子の妻、エディンバラ公爵夫人ソフィー妃が出席していたが、馬による事故で自宅療養中のアン王女や、がん治療中のキャサリン妃の姿はなかった。
カミラ王妃は、スコットランドを拠点とした数々のチャリティ団体のパトロンを務めている一方、エドワード王子は、父フィリップ殿下が創設した奉仕活動などを通して青少年の育成を図るデューク・オブ・エディンバラ・アワードやスコットランド国立青少年オーケストラへの貢献を称えられ、今年60歳の誕生日を迎えたことを記念して、シッスル勲章を授与された。
さらに、法医人類学者のスー・ブラック男爵夫人、人権活動家のジェフ・パーマー卿、女性の権利運動家のヘレナ・ケネディ男爵夫人らも同騎士団に入団、いずれも国王によって選ばれた。
毎年恒例のスコットランド訪問では、国王夫妻はエディンバラ城築城900周年を記念するイベントにも出席する予定だ。