パリオリンピック“閉会式”異例のリハーサル公開「やるべきことたくさんある」準備の“順調さ”アピールする狙いか

パリオリンピックの閉会式のリハーサルが行われ、その様子が一部メディアに公開されました。

3日に行われた閉会式のリハーサルには、100人以上のダンサーや地元の消防隊の体操部のメンバーなどが参加しました。

この日は、演技の流れなどを入念に確認したほか、衣装についてもアクロバティックな動きをする参加者の動きを妨げないように調整したということです。

閉会式のショーは「レコーズ(Records)」と名付けられ、本番は8月11日に、2週間余りにおよぶ熱戦の締めくくりとして、パリ郊外のスタジアム「スタッド・ド・フランス」で行われます。

パリ五輪組織委員会・エスタンゲ会長:
(閉会式は)これまでの競技で私たちを驚かせ、感動させたアスリートたちに「さようなら」を言う場。彼らもこのセレモニーの出演者だ。

閉会式の演出家・トマ・ジョリー氏:
やるべきことはたくさんあるが、時間はある。本番に向けて作業を始めたばかりで、探求を続けているところだ。

このタイミングでの公開は異例だということで、オリンピックの開催に向けて順調な準備状況をアピールする狙いがありそうです。

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