朝顔の育て方と花言葉を解説!種類や種の保管方法は?入谷朝顔まつりは明日から開催

小学校でも育てることの多い「朝顔(アサガオ)」。日本の夏の風物詩の一つで、観察記録をつけたり、すくすく成長する姿を眺めたりした方も多いはず!
今日は、朝顔の育て方と花言葉、来年も楽しむための種の保管方法、明日7月6日(土)から始まる「入谷朝顔まつり」についても解説していきます。

朝顔の育て方とお水のタイミングは?花言葉も解説

<朝顔の育て方>
基本的には日当たりが良く、風通しの良い場所に置きましょう。ツルを伸ばしながら成長するので支柱や園芸用のネットに絡ませ、午前中に日当たりのよい場所に置くように意識してください。
<水やり>
お水は気温の高い昼間にあげると根が傷む原因となりますので、朝早い時間帯に水やりを行いましょう!花が咲く前は控えめを意識し、花が咲き始めたら土が乾かないようたっぷりとあげるようにしましょう。
<花言葉>
早朝に花が開いて昼間には萎れてしまうことから「愛情」や「淡い恋」、ツルを絡めながら育つ姿から「結束」などがあり、花の色によっても異なります。

朝顔の品種は2種類!日本アサガオと西洋アサガオとは?

朝顔には「日本アサガオ」と「西洋アサガオ」の大きく2種類があります。

<日本アサガオ>
7~9月に花を咲かせる朝顔とイメージして思いつくタイプです。
中国から渡来し、日本では1,000年以上もかけて品種改良されています。
葉っぱが3つに分かれ、葉の裏側に産毛があることが特徴です。

<西洋アサガオ>
開花時期は9~10月で、日本アサガオよりも遅く咲きます。ツルも多いためグリーンカーテンにするのであれば、西洋アサガオがおすすめです。
日本には明治時代以降に伝えられ、日本アサガオよりも大ぶりの花を咲かせます。
葉っぱはハート型で、産毛はありません。

ツルが伸びているのに花が咲かない原因とは?種の回収方法

<花が咲かない原因>
東京都心を例に月別の平均日照時間をみると、夏の間では7~8月は150時間以上となり、①晴れやすい+②日照時間が長いことが読み取れます。
朝顔は水やりの頻度や肥料が原因のほか、「短日性」の植物であるため、夕方や夜に明るいと花が咲かない習性があります。午前中はたっぷり日差しを当てても、午後になったら日陰に入るような場所に置き、街灯がある場合、夜は遮光をするなど対策をしましょう。
また、ツルが伸び続けると、ツルに栄養が行ってしまうため、伸びすぎないように適度に摘むことも大切です。
<種を回収したら>
花が終わると種ができ、周りが茶色く乾いてから回収しましょう。冷暗所で保管し、来年の春に種をまけば、再び花が楽しめます!

明日から開催「入谷朝顔まつり」

東京都の入谷(いりや)では、数10軒の植木屋が朝顔を作り始めたことが由来で毎年7月6日~8日は「入谷朝顔まつり」が開催されます。
朝顔を花から楽しみたい方はおすすめです!
おまつり当日は歩行者天国となり、屋台グルメも楽しめますよ。
駐輪スペースはなく、近隣のパーキングも期間中は利用できないため、公共交通機関を利用しましょう。

〒110-0004東京都台東区下谷1-12-16
入谷鬼子母神(真源寺)
アクセス:JR鶯谷駅から徒歩3分、地下鉄日比谷線入谷駅から徒歩1分

ここまで朝顔の育て方や種類などについて解説しました!
週明け月曜日にかけて朝顔まつりも開催されるため、足を運んでみてはいかがでしょうか?

<参考>
・気象庁「過去の気象データ検索」
https://www.data.jma.go.jp/stats/etrn/index.php

・入谷朝顔まつり
https://www.asagao-maturi.com/

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