愛川町 古民家も七夕ムード 山十邸に手作り飾り 厚木市・愛川町・清川村

邸内に展示された七夕飾り

愛川町中津地区にある国登録有形文化財の古民家・山十邸(中津485の1)で、7月8日(月)まで七夕飾りの展示が行われている。

同邸では、地元の手芸サークルの協力で2015年頃から七夕飾りの展示を続けている。折り紙やお花紙などで作った吹き流しや輪飾り、菱飾り、星飾りなどが飾られ、訪れた人の目を楽しませている。期間中は短冊も配布しており、願い事を書いて邸内に設置された笹竹に吊るすこともできる。

山十邸は、1883(明治16)年に豪農の熊坂半兵衛が居宅として建築。1944(昭和19)年には思想家の大川周明が所有したことでも知られる。1988年に町が買い取り、一部修復を施して1989年から一般公開している。2009年には国登録有形文化財に指定された。

入園無料。開園時間は午前9時から午後4時50分。火曜日休園。

問い合わせは町スポーツ・文化振興課【電話】046・285・6958(内線3632)へ。

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