初出場の佐藤(福島出身)準決勝で敗退 剣道世界選手権

佐藤みのり

 剣道の世界選手権は4日、イタリア・ミラノで開幕した。全日本剣道連盟などによると、初出場の佐藤みのり(27)=警視庁、福島市出身=は女子個人戦の準決勝で敗れた。

 女子個人戦には203人がエントリーした。佐藤は予選リーグを危なげなく勝ち上がると、決勝トーナメントでも得意の面を武器に勝ち進んだが、準決勝で近藤美洸(みひろ)(警視庁)に敗れた。

 佐藤は野田中、麗沢瑞浪(れいたくみずなみ)高(岐阜県)、法大卒。法大3年時に全日本女子選手権で準優勝した。世界選手権は3年に1度開かれている。

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