大型物流車両も自動運転を実現―中国

東風柳州汽車が研究開発した乗竜H5スマートコネクテッド電動物流車両は「車内無人」の完全無人運転を真に実現し、すでに商用化を開始している。

広西チワン族自治区柳州市の東風柳汽柳東商用車拠点では数十トンの物流車両がパーク内をスムーズに行き来しているが、車内には人が1人もいない。操縦席に運転手がいないばかりか、助手席に安全オペレーターもいない。これは東風柳州汽車が研究開発した乗竜H5スマートコネクテッド電動物流車両だ。同車にはレーザーレーダー、ミリ波レーダー、超音波レーダー、そして復数のカメラが搭載されており、自動運転レベル4に達している。「車内無人」の完全無人運転を真に実現し、すでに商用化を開始している。人民網が伝えた。

同車種は早くも2022年7月に中国全土初の公道からの工場進入物流シーン向けの自動運転大型トラックテストナンバープレートを取得した。同車種を応用の主体とする柳州市工業パーク自動運転先導応用試行プロジェクトは今年4月、交通運輸部第2弾スマート交通先導応用試行プロジェクト(自動運転方向)を取得した。(提供/人民網日本語版・編集/YF)

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