過去10年間の生成AI特許出願件数で中国が世界一、米韓日を大きく引き離す―中国メディア

中国メディアのIT之家は3日、「過去10年間の生成AI特許出願件数で中国が世界一、米国、韓国、日本を大きく引き離す」とする記事を掲載した。資料写真。

中国メディアのIT之家は3日、「過去10年間の生成AI特許出願件数で中国が世界一、米国、韓国、日本を大きく引き離す」とする記事を掲載した。

国連の専門機関、世界知的所有権機関(WIPO)がこのほど公表した生成AI(人工知能)関連特許についての報告書によると、2014~23年に中国を拠点とする発明家が生成AI関連特許を世界で最も多く出願し、2~5位の米国、韓国、日本、インドを大きく引き離している

23年までの10年間の出願件数は計5万4000件で、うち25%が23年に出願された。中国の出願件数は3万8210件で、米国の6276件の約6倍。韓国は4155件、日本は3409件、インドは1350件だった。

出願件数の多い企業トップ10のうち6社が中国勢だ。1~10位は騰訊(テンセント)、平安保険、百度(バイドゥ)、中国科学院、IBM、阿里巴巴(アリババ)、サムスン電子、アルファベット、字節跳動(バイトダンス)、マイクロソフトの順。(翻訳・編集/柳川)

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