JAあつぎ 田植えから「食農」学ぶ キッズスクール開講 厚木市・愛川町・清川村

田植えの様子

JAあつぎは6月15日、市内温水の夢未市近くの田んぼで「親子夢未Kidsスクール」の田植えを実施した。

今年で15年目を迎える同スクールは、食と農の大切さをはじめ、地域農業やJAの理解促進に向けて行われているもの。県央地域県政総合センターと厚木市、東京農業大学も協力。6月から12月まで計5回で米作りを学び、今年は11月の厚木市農業まつり畜産祭・収穫祭で、子どもたちが米の販売を行う予定。

初回となったこの日は、エダマメの収穫体験と田植え作業を実施。収穫体験では、近隣の生産者から旬を迎える野菜などについて学んだ。また田植え作業では、同JAの青壮年部員が植え付け方法を指導。参加者は、苗が倒れないように植えるコツを教わりながら丁寧に作業を進めた。

参加者親子は「農家の人と接することは貴重な機会で、どのように野菜が育てられているのか学ぶことができた。田植えも初めての経験で、これからの成長が楽しみ」と目を輝かせた。JAの萩原佐敏常務は「今年も多くのサポートをいただきながら、食と農について学べる体制を整えている。ぜひ、同スクールを通じて、地域農業の応援団になってくれたらうれしい」と話した。

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