Kindleヤンジャン漫画50%還元セール『推しの子』『キングダム』などおすすめ10選

年に一度のAmazon「プライムデー」セールに合わせて、集英社『週刊ヤングジャンプ』掲載作品が、Kindleストアで50%ポイント還元のセール中!

全巻対象なのが嬉しいところ。つまり、実質半額で全巻購入できます。

さらに、まとめ買いで15%ポイント還元率がプラスされるキャンペーンも実施中。活用すると最大65%還元となります。

今回は、対象作品から話題作『【推しの子】』や、「次にくるマンガ大賞 2024」の候補作『ドッグスレッド』など、オススメの10作品をピックアップしてご紹介。購入の参考にご活用ください。

セール最終日は7月17日(水)までの予定。まとめ買いキャンペーンは2週に分けて行われるため、2度チャンスがあります。詳細は漏れなくチェックしておきましょう(外部リンク)。

赤坂アカ/横槍メンゴ『【推しの子】』

TVアニメ2期が放送開始となった『【推しの子】』。推しのアイドルの子どもに転生した主人公が、とある人物の死の謎を追って芸能界に入り込む物語です。

アニメに続き、11月には実写ドラマが配信、12月にはドラマのその後を描く映画が劇場公開されるなど、2024年下半期の話題をまとめて持っていきそうな勢いがあります。

じゃあ原作はどうなってるのか? なんと7月4日発売の『週刊ヤングジャンプ』の掲載話から最終章に突入しました。未読の方は、今回のセールを機に追いかけてみては?

平井大橋『ダイヤモンドの功罪』

誰よりも友人と野球を楽しみたいと思いながら、規格外の才能がもたらす孤独に苦しむ主人公を描いた『ダイヤモンドの功罪』。

運動なら何でもずば抜けた成績を残す主人公はまさしく天才。指導者は色めき立ち、同世代の子どもは嫉妬や畏怖を覚えます。

周囲と軋轢が生じ孤独を深めていく描写は見ていて苦しいほど。いつか自分の才能と折り合いを付けられるのか。個人的に今一番続きが気になるスポーツ漫画です。

野田サトル『ドッグスレッド』

「次にくるマンガ大賞 2024」にノミネートされた『ドッグスレッド』。全巻セール中の『ゴールデンカムイ』の作者・野田サトルさんが、過去作『スピナマラダ!』をリメイクした漫画です。

将来を嘱望されていたフィギュアスケート選手が、アイスホッケーで再起をかける物語。作者特有の濃いキャラクターとダイナミックな展開、そしてギャグで魅せます。

また、『ゴールデンカムイ』を明らかに意識したキャラクターも登場(いわゆるスターシステム)するため、前作ファンは必見です。

あきやまえんま『のあ先輩はともだち。』

こちらも「次にくるマンガ大賞 2024」にノミネートされた『のあ先輩はともだち。』。ゲーム会社の後輩&先輩の、恋に発展しそうでしない(今のところ)男女の友情を描いています。

恋愛に興味はなく仕事も適度にこなす後輩と、仕事も恋も全力な先輩という真逆な2人のお話。可愛いけれど言動が激重な先輩をひらひら交わす後輩くんが頼もしく、人としてもかっこいい。

真逆だけど実は性格的な相性がバッチリな2人は、これからも“ともだち”でいられるのか?

森もり子/岩浪れんじ『セーフセックス』

良い感じの距離感を探り合う大人のラブコメディ『セーフセックス』。ひょんなことから居酒屋で一緒に飲み、何となくラブホテルに行って……?

そんな出会いからはじまった男女は、付き合うのか付き合わないのか絶妙な関係性。気の合う友人同士の今を崩して、関係性を前に進めるのが良いのか? そんな実際的な悩みがリアル。

原作の森もり子さんと、作画の岩浪れんじさんはどちらも会話劇の演出が巧み。会話のテンポと空気感、そしてそれを表現する絵が抜群。読み心地が素晴らしいです。

眉月じゅん『九龍ジェネリックロマンス』

野放図な増築が繰り返されカオスな街並みが出来た九龍城砦──かつて香港に実在した巨大な街にそっくりな場所を舞台にしたラブロマンス『九龍ジェネリックロマンス』。

とりあえず1巻を読んで、そこから読み進めるかどうか決めてもらいたい漫画。1巻収録の8話で作品の根底を揺るがす事実が判明し、ミステリー要素も濃くなります。

また、主人公を含めてキャラクターに色気があり、男女ともに流し目の破壊力がスーパーですヤバいです

原泰久『キングダム』

7月12日(金)に実写映画の最新作が公開される『キングダム』。中国を初めて統一する後の始皇帝・政と、その覇道を支える武将・信の半生を描く大作です。

信が数多の死を乗り越え、大敵と激戦を繰り広げながら成り上がっていく戦場編と、当初は実権がない政が手腕を発揮して国内をまとめていく政争編の2軸で展開します。

今回紹介する漫画では最長の全72巻で、還元されるポイントも1万4100円分と最大です。気になっていた方は一気に買っちゃいましょう。

貴家悠/橘賢一『テラフォーマーズ』

4月に約5年ぶりの連載再開となった『テラフォーマーズ』。

人間が火星へ移住できる環境を整えるためのテラフォーミング計画で、彼の地に放ったゴキブリが人型になる異様な進化を遂げ、人間たちに反旗を翻すという物語です。

数の暴力で人間を蹂躙するゴキブリと、スズメバチやアシダカグモなどの能力を身に宿した人間のバトルが熱い! 次第に人間vsゴキブリという単純な構図でなくなる構成も上手いです。

久住太陽/杉浦理史&Pita/伊藤隼之介/Cygames『ウマ娘 シンデレラグレイ』

実在の競走馬を擬人化する大ヒットコンテンツ『ウマ娘 プリティーダービー』のコミカライズです。

生まれた時はまともに歩くこともできなかった主人公・オグリキャップが、怪物と称され歴史に名を残す競走馬になるまでを描いています。

スーパークリーク、イナリワンといったライバルたちとのレースは激アツ。オグリキャップの怪物たる所以を表現する迫力ある絵も相まって、まさに手に汗握る展開ばかりです。

フォビドゥン澁川『スナックバス江』

北海道最大の繁華街すすきの……ではなく、少し離れた北24条にあるスナックの一癖も二癖もある常連客と、それ以上にクセが強いママとチーママの会話劇に笑っちゃう『スナックバス江』。

くだらないトークを面白おかしく演出する作者の手腕に脱帽です。品はないけれど下劣ではない。読者を不快にさせないエピソードづくりの上手さが毎度卓越しています。

この作風は誰にでも真似できるものではありません。『スナックバス江にしかない洒脱なボケとツッコミをぜひ味わってほしいです。

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