イギリス14年ぶり“政権交代”確実 ロンドン市民「変化が必要だった」総選挙で最大野党“労働党”圧勝へ

イギリスの総選挙は投票が締め切られ、与党・保守党が大敗を喫し、政権交代が実現する見通しになりました。

公共放送のBBCなどは出口調査をもとに、下院議席の全650議席のうち、最大野党の労働党が過半数を大きく上回る410議席を獲得し圧勝するとしています。

一方、与党・保守党の獲得議席数は131にとどまり、大敗を喫する見通しです。

開票はまだ続いていますが、労働党の獲得議席はすでに全議席の過半数を超えており、2010年以来14年ぶりの政権交代が確実な情勢となっています。

労働党支持者からは「労働党が多くの議席を獲得したことは喜ばしいが、保守党がもう少し議席を減らすことを期待していた」との声が聞かれました。

ロンドン市民は「ここ数年、保守党はいい仕事をしてこなかったから、変化が必要だった」と話します。

労働党のスターマー党首は、SNSに「選挙運動をしてくれた方、投票してくれた方、ありがとう」と投稿し、支持者らに感謝を伝えています。

労働党の勝利が確定次第、5日中にもスターマー新首相が誕生します。

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