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川崎重工業が架空取引で裏金を作っていた疑惑で、裏金は、海上自衛隊の潜水艦の乗組員の要望を受け、飲食代やニンテンドースイッチなどの購入に充てられていたことが分かりました。
川崎重工業などによると、潜水艦の修理などを行う神戸工場の部署が、下請け企業と架空の取引を行い、裏金を捻出していたとみられます。
裏金は、去年3月期までの6年間で10数億円にのぼるということです。
川崎重工業は、裏金は海上自衛隊の潜水艦の乗組員の飲食代や商品券の購入に使われたと説明しています。
また、関係者によると、海上自衛隊の要望で、ゲーム機のニンテンドースイッチの購入にも、充てられたということです。
また、木原防衛大臣は、事態を重く受け止めるとして、「特別防衛監察」の実施を指示しました。