米兵による性犯罪が相次いでいることについて玉城知事は5日の定例会見で、米軍の綱紀粛正が行き届いていないのであれば由々しき事態だとの認識を示しました。
県内では米兵による性的暴行事件が相次いで発覚しましたが、いずれの事件についても政府や警察から県に情報提供が無かったほか、きのう4日にも海兵隊員が女性の胸を触ったとして逮捕されています。
このような状況を受け玉城知事は、5日会見で次のように述べました。
▽玉城デニー知事 「先の事件が公表されていないがために、米軍のなかでも綱紀粛正が行き届いていないのであれば、これは相当由々しき事態であり、当然激しい怒りを覚える」
玉城知事はまた米軍が絡む事件について、政府が情報提供のあり方を見直し5日にも発表する見通しであることについて、実効性のあるものとなっているのか注視していく考えを示しました。