のべ42万人分の個人情報流出で愛知・豊田市が問い合わせ用コールセンター設置

印刷業務を委託した業者へのサイバー攻撃で、のべ42万人分の個人情報が流出した愛知県豊田市で、市民からの問い合わせを受けるコールセンターが設置されました。

愛知県豊田市によりますと、納税通知書などの印刷を委託した京都市の会社「イセトー」のサーバーが、今年5月、ランサムウェアの攻撃を受け、市民のべ42万人分の個人情報が流出しました。

豊田市がきょう設置したコールセンターには、午前11時までに43件の電話があり、問い合わせの件数が多いため、回線の数を増やして対応しています。

豊田市 債権管理課 渡辺直樹 課長
「ご心配をおかけして大変申し訳ない。市民全員の分が漏えいしたのかと心配されるが、重複分があり、実数はもっと少ないのでは」

豊田市は、「不審な電話がかかってきたら警察に相談するように」と呼びかけています。

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