五輪=セーヌ川の水質汚染、基準値下回る 遊泳可能なレベルに

[パリ 4日 ロイター] - パリ五輪開幕を約3週間後に控える中、トライアスロンなどの会場となっているセーヌ川の水質汚染レベルが改善されていることが4日に明らかになった。

パリ市から公開されたデータによると、6月24日から7月2日までの9日間のうち、6日間で腸球菌と大腸菌の濃度が法定基準値を下回っていた。同市によると、水質汚染レベルは先週に遊泳可能な基準まで改善されたという。

水質汚染レベルは降雨量や水温などが原因で左右する。今週のパリは良い天候だったため、水質も良い状態が続くとみられる。

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