福島市が駅前再開発の特設ページを開設「一緒になって考え 取り組んでいただきたい」<福島県福島市>

福島市は7月4日に、JR福島駅周辺のまちづくりに関する特設ページを開設した。

福島駅東口周辺の再開発ビルをめぐっては、資材価格の高騰やテナント交渉の難航を背景に縮小や延期が表明されている。
再開発ビルは当初、ホテルやショッピング施設など、公共と民間を一体化した大規模なものが想定されていたが、コンベンションホールやフードコートを中心とし規模の縮小化がはかられる。
一方で、福島市と民間の負担割合の見直しなどから、福島市の負担は当初よりも60億円から80億円ほど増える見通しが示されている。

特設ページでは「令和4年には商業のキーテナントとホテルの誘致も固まり、工事が動き出していたものの、工事価格の高騰等により事業が成立しなくなり、計画の大幅な見直しを余儀なくされました」などとこれまでの経緯も説明。

福島市は「再開発の検討状況などを市民の皆さんにお知らせし、一緒になって考え、取り組んでいただきたい」としている。

再開発ビルは当初の計画から2年以上遅れ、早くても令和10年のオープンを目指している。

福島市「東口再開発と駅東西一体のまちづくりに関する特設ページ」
https://www.city.fukushima.fukushima.jp/shigaici-saikaihatsu/tokusetsu2.html

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